2006年07月01日
祇園祭は、本当に7月1日~7月31日。
神社、各山鉾町、寄町(山鉾町をサポートする町)、神輿会、関係各方面、
その他、様々な方々に支えられて行われる祇園祭です。
一般では見れない行事も一部含まれていますが、
その行事の多さには驚かされます。
しかし、簡略化の名の下に、現在は無くなってしまったものも沢山あります。
その中でも、各町の方々のご奉仕で、
連綿と続けられている貴重な行事を拾い集めていきたいと思います。
そして、祇園祭の全体の風景を、少しでも感じ、見ていただけたらと思います。

この”爪折傘”を持ってられる方、強力さんをしておられます。
巡行当日、お稚児さんを肩に載せて梯子を登り、
無事にお稚児さんを長刀鉾に乗せる大役を務められます。頑張って下さいね。
★オススメは、宵山・巡行当日は別格として、
・7/ 5 稚児舞披露 お稚児さんの舞が、はじめて一般にお披露目です。
・7/12・13 曳き初め この時だけは、女性も子供もみんなみんな、鉾・曳山を引っ張れます。
あとで、鉾山に上がれる券が貰えるので、絶対参加すべし。
・7/15 宵宮祭 八坂神社の境内の照明が全て消され、真っ暗になります。
そして、おどろおどろしい古代琴?が爪弾かれ、
雰囲気がすごい神秘的です。
本殿から神霊を、舞殿の神輿に遷す儀式なのです。
神官二人が白幕を掲げ、その幕の中に二人の神官が入っています。
おそらく、一人が神霊の依り代を捧げ、もう一人は不慮の事態に備え
て、控えているのでしょう。
おそらく、神霊は石とか鏡とかの依り代に宿って遷されるんでしょうが、
それが何なのかは見えません。
・7/16 あばれ観音 ご本尊の一体・善財童子を抱えて一人が逃げ、
もう一体のご本尊・楊柳観音を緞子で覆って輦台に紐で縛り付けて、
善財童子を追いかける形で担ぎ、町内を3往復します。
由来は不詳ですが、宵山を終えて明日巡行を控えた町内の若者達
が、ご本尊を町会所のお飾りから山へ上げる行事をしている内に、
ただ上げるのではなく、町内を巡ってから上げる様になり、
それが次第に、年々エスカレートして行き、あばれ観音と呼ばれるまで
派手な担ぎ方になっていったものだと思います。
宵山の興奮が、深夜にこういう形でエネルギーを発散させても、
なんら不自然なところはないでしょう。
千年位では、人間の本能的な部分は、そう変わるもんじゃないですよ。
・7/17,24 神輿渡御 神幸祭・還幸祭 これが本当の祇園祭。
3基の神輿が、男達に担がれて、市中を廻ります。
山鉾巡行とは、また違った勇壮な姿を見ることができます。
これが、祇園祭じゃ!
ホイットー!ホイットー!の掛け声を聞くと、もうたまらんですね。
勇ましい男達が無心になって躍ります。
その他、様々な方々に支えられて行われる祇園祭です。
一般では見れない行事も一部含まれていますが、
その行事の多さには驚かされます。
しかし、簡略化の名の下に、現在は無くなってしまったものも沢山あります。
その中でも、各町の方々のご奉仕で、
連綿と続けられている貴重な行事を拾い集めていきたいと思います。
そして、祇園祭の全体の風景を、少しでも感じ、見ていただけたらと思います。

この”爪折傘”を持ってられる方、強力さんをしておられます。
巡行当日、お稚児さんを肩に載せて梯子を登り、
無事にお稚児さんを長刀鉾に乗せる大役を務められます。頑張って下さいね。
★オススメは、宵山・巡行当日は別格として、
・7/ 5 稚児舞披露 お稚児さんの舞が、はじめて一般にお披露目です。
・7/12・13 曳き初め この時だけは、女性も子供もみんなみんな、鉾・曳山を引っ張れます。
あとで、鉾山に上がれる券が貰えるので、絶対参加すべし。
・7/15 宵宮祭 八坂神社の境内の照明が全て消され、真っ暗になります。
そして、おどろおどろしい古代琴?が爪弾かれ、
雰囲気がすごい神秘的です。
本殿から神霊を、舞殿の神輿に遷す儀式なのです。
神官二人が白幕を掲げ、その幕の中に二人の神官が入っています。
おそらく、一人が神霊の依り代を捧げ、もう一人は不慮の事態に備え
て、控えているのでしょう。
おそらく、神霊は石とか鏡とかの依り代に宿って遷されるんでしょうが、
それが何なのかは見えません。
・7/16 あばれ観音 ご本尊の一体・善財童子を抱えて一人が逃げ、
もう一体のご本尊・楊柳観音を緞子で覆って輦台に紐で縛り付けて、
善財童子を追いかける形で担ぎ、町内を3往復します。
由来は不詳ですが、宵山を終えて明日巡行を控えた町内の若者達
が、ご本尊を町会所のお飾りから山へ上げる行事をしている内に、
ただ上げるのではなく、町内を巡ってから上げる様になり、
それが次第に、年々エスカレートして行き、あばれ観音と呼ばれるまで
派手な担ぎ方になっていったものだと思います。
宵山の興奮が、深夜にこういう形でエネルギーを発散させても、
なんら不自然なところはないでしょう。
千年位では、人間の本能的な部分は、そう変わるもんじゃないですよ。
・7/17,24 神輿渡御 神幸祭・還幸祭 これが本当の祇園祭。
3基の神輿が、男達に担がれて、市中を廻ります。
山鉾巡行とは、また違った勇壮な姿を見ることができます。
これが、祇園祭じゃ!
ホイットー!ホイットー!の掛け声を聞くと、もうたまらんですね。
勇ましい男達が無心になって躍ります。
Posted by ずんずん at 19:30│Comments(0)
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