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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月15日

祇園祭2006 中之町・神剣長刀の拓本

長刀鉾の鉾の先に付いていた、神剣・長刀の拓本です。
この長刀は、三条小鍛冶宗近作の神宝で秘蔵となっています。
本物は、現在長刀鉾町で大切に保管されていますが、当然見ることは出来ないのです。
中之町の町会所座敷の壁間に、その拓本が額に表装して飾られています。
この長刀の拓本も、昔に数枚取られたそうですが、他のものは全て行方がわからなくなり、
現在この一枚を残すだけの非常に貴重なものです。           地図はこちら





















































天文(1540年前後)の頃、
病気平癒をさせるために近江国へ借り出され、多くの人々を救ったそうですが、
その頃の山門衆と法華宗徒の争いの中で、長刀が奪い去られ、
行方がわからなくなってしまったのです。
その後、祇園社に戻ってくるまでの経緯が記されています。

  


Posted by ずんずん at 15:59Comments(0)長刀鉾町・関連行事

2006年07月15日

祇園祭2006 古式一里塚松飾 7月14日

松原通柳馬場・松原中之町での古くからの行事です。       地図はこちら     

江戸時代、この町の人々が大勢疫病に罹ったとき、
町の南側に頓宮を造って牛頭天王を勧請して祈願したところ、
霊顕あらたかにたちまち病気が平癒したそうです。
これより、その神徳に感謝して山鉾巡行の時に、
町内一統・神酒神饌を供えて嘉儀を述べたのが始まりだそうです。

その後、北側町家に祠(祇園社)が建立され、
祭日には、神前に一里塚を築き、長刀鉾の到着を待って”木の実の菓子”と薄茶を水で点て、
振舞うことことを例として続けられてきました。
昭和30年までは、17日の前祭は松原通を巡行していましたが、
巡行経路が変更になったことで、祭日よりも早い日にお稚児さんが中之町を訪れる形式に変わり、
現在に至っています。












































先ほどまでの、ドシャ降りの雨も止みよかったです。
さすが、今年のお稚児さんは晴れ男です!





















町内の方々が集まり始めました。






















お稚児さん・禿の三人、他役員の方々が車で到着です。


































約30~40分程でしたでしょうか、無事に神事を終えて記念撮影です。
正にこれが、どこかで聞いたのある”長~~い、お付き合い”です。


























一同、再び車へ。
去年、一昨年は、お稚児さんのご実家が近くであったので、歩いて中之町まで来られたそうです。
歩いて来られるのも、風情があって好いですね。









































滞りなく神事を終了して、町内の方々も後片付けしながら一息です。


























これが、町家(祇園床さん)の一番奥にある祇園社の祠です。
両脇の三宝に松が建っています。
これが、一里塚松飾です。
右が雄松、左が雌松。
根元の黒いのは、目籠にアラメを巻き覆ったもので、
既に取り除かれて残念でしたが、車エビがそれぞれのアラメ籠に三匹ずつ着けられるのです。

  


Posted by ずんずん at 15:39Comments(0)長刀鉾町・関連行事

2006年07月13日

祇園祭2006 長刀鉾稚児社参 7月13日

白馬に乗って社参のお稚児さん。                         地図はこちら

今日は、神さんから”杉守と稚児餅”を戴き、神の使いになられます。









































長刀鉾町・町会所から八坂神社まで、四条通を馬に揺られての社参行列です。



















































やっと、祇園石段下までやって来ました。
行列は右に折れて、神幸道から南楼門(正面)へ。




















南楼門の前で行列が止まりました。
ここからは、馬を降りて自分の足で歩いての社参となります。
まだ神さんにお位を貰ってないですからね。




















































































手を水で清めて、本殿の正面から昇殿。
八坂神社の正面は、この稚児社参の時と宵宮祭の御霊遷しの時だけ開かれます。












































無事に社参を終え、神さんの使いになられました。
記念撮影大会の始まり始まり。

































八坂神社撮影部の方の、「もっもう一枚撮ります」という言葉が可笑しかったみたいで、
一同笑みがこぼれました。
出ました、禿の浅見君もにっこりです。




















お稚児さんの装束。蝶とんぼの冠の上に、金の立烏帽子。
淡い緑の狩衣姿です。
































もう、自分の足で地面を歩いてはいけない、というよりも歩かないのです。
強力さんに担がれて、神社を後にします。









































南楼門を出たところで、馬上に。







































2006年 祇園祭 長刀鉾稚児社参 記念撮影です!(カシャッ)
















































馬に乗ったまま、中村楼へ入られます。






































ゆっくり時間をとって、お食事・休憩。それから、着替えて帰えらはります。
その時は、化粧も落として、浴衣姿。
こそっと、普通の子供に返えらはるんです。

  


Posted by ずんずん at 20:01Comments(2)長刀鉾町・関連行事

2006年07月10日

長刀鉾町 稚児舞披露・7月5日

長刀鉾町の町会所(四条通烏丸東入ル北側)の二階から、          地図はこちら
太平の舞を、一生懸命舞っているお稚児さん。
見ていて本当にがんばれと声を掛けたくなる姿です。
頭には、蝶とんぼの冠が輝いております。

























左右に禿(かむろ)を従え、神妙に座るお稚児さん。

















































身を乗り出しての舞、後からしっかりと支えられてはいても、本番はもっと高い鉾の上からです。























四条通に溢れた人だかり。報道関係も混ざりながら、すごいギャラリーです。

























出ました、わたしの注目株。禿の浅見君。
にっこり笑顔がかわいいです。
















とにかく、今日の大役を終えて、思わず出ましたいつもの素顔。






























































長刀鉾の町会所をでて、烏丸四条に留めた車までしばしの稚児行列です。
























これからが大変ですが、頑張れお稚児さん!

  


Posted by ずんずん at 22:12Comments(0)長刀鉾町・関連行事

2006年07月05日

長刀鉾町・7月5日 粽大量仕込み

今朝、長刀鉾町で粽の搬入がされていました。  地図はこちら

すごい数です。
今日はお稚児さんの”稚児舞披露”の日なので、ちょっと下見のつもりで寄らせて頂いたら、
こんな塩梅でした。
まさに、えらいこっちゃ!です。























この粽、いったい何本あるんでしょうか。
この粽全部に、今から手分けして、「蘇民将来子孫也」のお札を付けるんですね。
大変な作業です。ご苦労様です。
一束50本として、その束がざっと200束。
およそ10,000本の粽でしょうか。
とにかく、すごいの一言でした。  


Posted by ずんずん at 10:58Comments(0)長刀鉾町・関連行事

2006年07月03日

長刀鉾町御千度・7月1日

天気がどうか心配だったんですが、なんとか持ってくれました。   地図はこちら

放送・新聞の各社カメラマン・記者に加えて、アマチュアカメラマンが殺到する中、
負けじと必死パワー全開で、撮ってきました。

お稚児さんが、小5の西尾太一朗君
補佐役の禿(かむろ)が、同級生の増田伊眞君と小1の浅見主君

この三人の中で、浅見君がまだ小さいことのもあるんですが、
結構ひょうきんで面白いです。
ちょっと、チョケなところがあって、可愛いので注目株です。

























前を歩くのが禿(かむろ)の二人、右が浅見君・左が増田君。
その後ろが、お稚児さんの、西尾君です。
本人よりも、お父さんたちの方が、緊張しているようですね。
































西楼門の柱に、本日の「長刀鉾町御千度」の文字が。

























御千度というのは、今年の稚児と禿に選ばれたことを神霊に報告し、
これから始まる祇園祭の無事を祈願する行事です。
よーく、拝んどいて下さいや。

























この後、本殿を三周します。
正面と真裏正面とで、合計7回の参拝をします。

























去年、60年振りに新調した袴がまぶしいですね。
大人の黒い羽織の中にあって、朱色が見事に映えています。
この衣装は「涼み衣装」といい、涼やかな模様の振袖に稚児袴を着けています。
前と股立のところに鮮やかな青の菊綴の房がついており、
元服前の武家の少年の袴を模しています。

























本殿の真裏正面です。
ここでも、ちゃんと拝んどきます。ニ礼二拍一礼。
祇園さんの本殿は、祇園造といって独特の形をもった建築形式で、
拝殿と本殿を、さらに大きな屋根で被って一つの棟にしています。
ですから、本殿が大きく、一周が長いんですね。

























お稚児さんは、両手を持たれて本殿を三周するんですが、
介添えで左右から持つ手は、お稚児さんの手を直接触れないように、
白布(素材は不明・絹かな?)の上からの握手状態になっています。

























やっと、三周を廻り終えました。
常に強力さんが爪折傘を差し伸べています。
爪折傘の名前は、傘の爪(端)が下向きに折れ曲がっているので、そう呼ぶそうです。
なぜ、その傘を使うのか?まではわかりません。。。

























ほっとした瞬間、普段の笑顔がチラリと顔を出しました。
子供だって、真剣勝負だもんね。
でもこの経験は、大きくなってきっと役に立つよ。




















































境内の北にある斎館に、お稚児さん・禿の3人に続き一同方々入られました。
お座敷で何か行事をされているようですが、詳しくは伺い知れません。



















強力さんもお疲れ様でした。
その爪折傘をず~っと差しのべているのって、地味ですけど結構きついと思います。
巡行当日の晴れ舞台。
四条烏丸で、お稚児さんを肩に乗せての梯子を登られる姿を楽しみにしています。




















































多かった人波も、やっと散り始めました。

























境内が普段の静けさに戻ってきました。涼しい風が流れています。
もう数日もすれば、熊ゼミのシャンシャンと鳴く蝉時雨で、うるさいくらいになりますね。



ふと、上がり口の下足棚に、
ひときは、湧き立つような彩色を放っているものを発見しました。
























お稚児さんのぽっくりです。
鼻緒の色が、なんと言う色彩でしょうか。感動です。
日本の色彩美、こんな小さなところにもしっかりと息づいているんですね。

























本殿に向かって、右側の上り口の奥、お稚児さんを描いた屏風が立てられていました。

























神職の方に聞きますと、この7月・祇園祭中の一か月間、出されるそうです。
いつの時代のもなのでしょうか。
この衣装は、稚児社参の時の装束ですね。
頭には、”蝶とんぼの冠”の上に金の立烏帽子を重ねています。
お位を貰った後なのでしょう。後に刀が見えますね。  


Posted by ずんずん at 05:02Comments(0)長刀鉾町・関連行事