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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月06日

祇園祭 行事日程一覧

★祇園祭の行事詳細日程を、再度整理して掲示しました。
  <随時、詳細がわかった時点で、情報を更新して行きます>




















●祇園祭・主な行事の詳細日程●  2006年8月8日更新

<7月>

・ 1~5日  吉符入    各山鉾町
・ 1日 午前10時   長刀鉾町御千度   八坂神社
・ 2日 午前10時   鬮取式       市役所議事堂
・    午前11時半  山鉾町社参     八坂神社
・ 3日 午前10時    神面改め      船鉾町
・ 5日 午後3時頃   稚児舞・披露(町会所二階)  長刀鉾町
・ 7日 午後2時半   綾傘鉾稚児社参     八坂神社
・ 10日 午前10時   幣切(しできり)       長刀鉾町
  ※長刀鉾の町会所で、八坂神社の神職が神事に必要な御幣を作ります。
・    午前10時   神用水清祓       鴨川・宮川堤
  ※汲み取った水は、目疾地蔵(仲源寺/ 四条通縄手東入南側)に、夜まで置かれます。
・    午後1時    神話「古事記」語り奉納 八坂神社・舞殿
・    午後4時半~9時 お迎提灯
     (八坂神社~河原町四条~市役所/舞踊奉納~寺町~四条~八坂神社/舞踊奉納)
         ※この日から、八坂神社境内数百の提灯に火が入ります。
・     午後6時   神輿洗・奉告祭       八坂神社
           (奉告祭の後、神輿三基を舞殿に据える)
・     午後8時   神輿洗           四条大橋
・     午後8時半  神輿飾り付け        八坂神社・舞殿

・10~12日  鉾建て (長刀鉾・凾谷鉾・鶏鉾・月鉾)
・11~12日     鉾建て (菊水鉾)
・11~13日     鉾建て (放下鉾・舩鉾・岩戸山)
・12~13日     山建て (北観音山・南観音山)
・12日       松取式           北・南観音山
・12日  午後3時頃 鉾曳き初め 四条・室町通(長刀鉾・凾谷鉾・鶏鉾・月鉾・菊水鉾)
・         長刀鉾・稚児舞お披露目(曳き初め)  長刀鉾町
 
・12~14日         山建て 各山町
・13日  午前9時  高橋町社参           八坂神社
・     午前11時 長 刀 鉾 ・稚児社参(お位貰い)   八坂神社
     ※稚児は、重要文化財の大石鳥居を馬に乗ったままくぐり、南楼門の前で下乗する。
          これは、「お位貰い」の前であるので、馬を降りて自分の足で昇殿する。  
・     午後2時 久世駒形・稚児社参 二名 (南区上久世・綾戸国中神社より)
・     午後3時頃 鉾曳き初め 新町通(放下鉾・舩鉾・岩戸山・北観音山・南観音山)
・13~15日     舁初め             各山町
・13~16日     祇園囃子            各山鉾町
・14日  午後2時  一里塚松飾式     松原中之町(松仲会)
・14~16日夕刻   宵々々山、宵々山、宵山
・    夕刻   屏風祭           各町旧家
・15日       聖護院役僧・山伏参詣     山伏山(山伏山町)
・         御手洗井開き(24日に再び閉じられる)  御手洗町
・     午前5時前 斎竹建(いみたけたて・注連縄が張られる竹)四条麩屋町
・     午前10時 生間(いかま)流式庖丁奉納      八坂神社
・     午後3時  伝統芸能奉納           八坂神社
・     午後3時  護摩焚き           役行者山(役行者町)
・     午後8時  宵宮祭(三基の神輿に神霊遷す)    八坂神社
              ※フラッシュによる撮影は厳禁です。
・16日  午前9時  献茶祭・表千家家元 千宗左匠     八坂神社
・     午前9時  豊園社御真榊建て      洛央小学校前(旧豊園小)
              ※17日神幸列に供する御真榊です。
・     午前9時 大政所御旅所例祭          大政所町
・     午後5時半 鷺踊(さぎおどり)奉納       八坂神社・舞殿前
・     午後4時頃 鷺舞奉納       ※2006年は中止。
・     午後4時半頃  田楽       ※2006年は中止。
・     午後6時~10時  宵宮神賑奉納行事      祇園石段下
・     午後7時   石見神楽           八坂神社・能舞台
・     午後11時  日和神楽(各鉾・曳山町⇔四条御旅所)
            ※長刀鉾町のみ、八坂神社まで行き、お囃子を奉納。
・     午後11時頃   あばれ観音         南観音山(百足屋町)

・17日 午前9時      山鉾巡行
・           鬮改め           四条堺町
・           注連縄切り         四条麩屋町
・           八坂神社遥拝        四条御旅所
・     午後4時   神幸祭           八坂神社
・     午後6時~   神輿渡御出発式・神幸(石段下)  八坂神社~四条御旅所
              ※午後9時頃より御旅所に順次着輿。24日まで駐輦。
・18~23日 午後7時~9時頃 各鉾町のお囃子奉納    四条御旅所
       (今年は、四条傘-月-船-岩戸-綾傘-北観音の順で日替わり担当)
・20日  午後3時  宣状式            八坂神社
・22日  午前10時  斎竹建(オハケは23日朝に建てる)  三条御供社
・23日  朝    オハケ建て           三条御供社
・     午後2時  御供社修祓          三条御供社
・     午前9時  煎茶献茶祭          八坂神社
・     午後4時  琵琶奉納           八坂神社・能舞台
・24日  午前10時 花傘巡行           
      (石段下~四条通~河原町通~御池通~寺町通~四条通~八坂神社/舞踊奉納)
・     午後0時頃 花傘巡行列到着後、舞踊等の奉納  八坂神社・舞殿 
・     午後5時頃~   神輿渡御(還幸)   四条御旅所~三条御供社~八坂神社
             ※午後9時~10時過ぎに順次本社へ還幸。
・     午後6時頃  御真榊御祭           泉正寺町
             ※還幸祭 宮本組神宝捧持列・中御座をお迎えする。
・     午前0時半頃 還幸祭(神霊を本社へ遷す)      八坂神社
        ※7月15日の宵宮祭と同じく、境内の照明を全て消して闇の中で行われます。
・25日  午後1時  狂言奉納             八坂神社・能舞台
・28日  午前10時  神用水清祓           鴨川・宮川堤
・     午後8時  神輿洗             四条大橋
・29日  午後4時  神事済奉告祭           八坂神社
・31日  午前10時  疫神社夏越祭          八坂神社境内・疫神社
  


Posted by ずんずん at 14:11Comments(0)行事日程一覧 ※随時更新

2006年07月01日

祇園祭は、本当に7月1日~7月31日。

神社、各山鉾町、寄町(山鉾町をサポートする町)、神輿会、関係各方面、
その他、様々な方々に支えられて行われる祇園祭です。

一般では見れない行事も一部含まれていますが、
その行事の多さには驚かされます。
しかし、簡略化の名の下に、現在は無くなってしまったものも沢山あります。

その中でも、各町の方々のご奉仕で、
連綿と続けられている貴重な行事を拾い集めていきたいと思います。

そして、祇園祭の全体の風景を、少しでも感じ、見ていただけたらと思います。









































この”爪折傘”を持ってられる方、強力さんをしておられます。
巡行当日、お稚児さんを肩に載せて梯子を登り、
無事にお稚児さんを長刀鉾に乗せる大役を務められます。頑張って下さいね。


★オススメは、宵山・巡行当日は別格として、

 ・7/ 5 稚児舞披露   お稚児さんの舞が、はじめて一般にお披露目です。
  
 ・7/12・13 曳き初め  この時だけは、女性も子供もみんなみんな、鉾・曳山を引っ張れます。
                 あとで、鉾山に上がれる券が貰えるので、絶対参加すべし。
  
 ・7/15 宵宮祭      八坂神社の境内の照明が全て消され、真っ暗になります。
                 そして、おどろおどろしい古代琴?が爪弾かれ、
                 雰囲気がすごい神秘的です。
                 本殿から神霊を、舞殿の神輿に遷す儀式なのです。
                 神官二人が白幕を掲げ、その幕の中に二人の神官が入っています。
                 おそらく、一人が神霊の依り代を捧げ、もう一人は不慮の事態に備え
                 て、控えているのでしょう。
                 おそらく、神霊は石とか鏡とかの依り代に宿って遷されるんでしょうが、
                 それが何なのかは見えません。

 ・7/16 あばれ観音   ご本尊の一体・善財童子を抱えて一人が逃げ、
                 もう一体のご本尊・楊柳観音を緞子で覆って輦台に紐で縛り付けて、
                 善財童子を追いかける形で担ぎ、町内を3往復します。
                 由来は不詳ですが、宵山を終えて明日巡行を控えた町内の若者達
                 が、ご本尊を町会所のお飾りから山へ上げる行事をしている内に、
                 ただ上げるのではなく、町内を巡ってから上げる様になり、
                 それが次第に、年々エスカレートして行き、あばれ観音と呼ばれるまで
                 派手な担ぎ方になっていったものだと思います。
                 宵山の興奮が、深夜にこういう形でエネルギーを発散させても、
                 なんら不自然なところはないでしょう。
                 千年位では、人間の本能的な部分は、そう変わるもんじゃないですよ。
                  
 ・7/17,24 神輿渡御   神幸祭・還幸祭 これが本当の祇園祭。
                 3基の神輿が、男達に担がれて、市中を廻ります。
                 山鉾巡行とは、また違った勇壮な姿を見ることができます。
                 これが、祇園祭じゃ!
                 ホイットー!ホイットー!の掛け声を聞くと、もうたまらんですね。
                 勇ましい男達が無心になって躍ります。
  


Posted by ずんずん at 19:30Comments(0)行事日程一覧 ※随時更新