2006年07月12日
祇園祭2006 長刀鉾 鉾建て 7月12日
7月12日、午前中に車輪の取り付け、懸装品の装備。
午後3時半からの曳き初めに向けて、急ピッチで作業が進みます。
長刀の鯱の横顔。これは、前の鯱。 地図はこちら
これは、後ろ側の鯱。口は閉じているので、前が阿形で、後が吽形なのでしょうか。
午後3時半からの曳き初めに向けて、急ピッチで作業が進みます。
長刀の鯱の横顔。これは、前の鯱。 地図はこちら
これは、後ろ側の鯱。口は閉じているので、前が阿形で、後が吽形なのでしょうか。
2006年07月11日
祇園祭2006 菊水鉾 鉾建て 7月11日
菊水鉾の鉾頭です。美しい十六菊紋。 地図はこちら
鉾が建ってしまうと小さな鉾頭ですが、地上で見るとこの菊水鉾で直径50cmくらいもあるんです。
いよいよ始まります、鉾建てが。
最初、胴組を造っり、テコを利用する二本柱を付けて寝かせる。
寝かせた胴組に、真木を付けて鉾の最上部・鉾頭までを造ってしまう。
真木部分が出来上がったら、テコの応用でウィンチを使って起こし上げる。
さっきまでは目の前にあった鉾頭が、見る見る小さな点になっていきます。
もう少しで立ち上がります。
ここで難しいのは、このままの調子で引き続けると、
立ち上がる勢いが余って前向きに倒れることがあるのです。
今迄引っ張っていた曳き方は手を休め、鉾が自分で直立しようとするのに任せます。
反対側の綱の伸ばし手側が、勢いが付き過ぎないように、引っ張って制御してやります。
見事、鉾建てが成功です。なのに、なぜか白けた雰囲気の写真ですみません。
というのも、本当は観客一同、ドッと歓声と拍手が沸きましたが、自分も拍手していて、
その瞬間を撮影できなかったのです。
残念。。。
鉾が建ってしまうと小さな鉾頭ですが、地上で見るとこの菊水鉾で直径50cmくらいもあるんです。
いよいよ始まります、鉾建てが。
最初、胴組を造っり、テコを利用する二本柱を付けて寝かせる。
寝かせた胴組に、真木を付けて鉾の最上部・鉾頭までを造ってしまう。
真木部分が出来上がったら、テコの応用でウィンチを使って起こし上げる。
さっきまでは目の前にあった鉾頭が、見る見る小さな点になっていきます。
もう少しで立ち上がります。
ここで難しいのは、このままの調子で引き続けると、
立ち上がる勢いが余って前向きに倒れることがあるのです。
今迄引っ張っていた曳き方は手を休め、鉾が自分で直立しようとするのに任せます。
反対側の綱の伸ばし手側が、勢いが付き過ぎないように、引っ張って制御してやります。
見事、鉾建てが成功です。なのに、なぜか白けた雰囲気の写真ですみません。
というのも、本当は観客一同、ドッと歓声と拍手が沸きましたが、自分も拍手していて、
その瞬間を撮影できなかったのです。
残念。。。
2006年07月11日
祇園祭2006 鉾建て いよいよ!7月10日
いよいよ各鉾町で鉾建てがいよいよ始まりました。 鉾の辻(四条室町)地図はこちら
今日からは、四条通・室町通の各鉾町、長刀鉾・凾谷鉾・鶏鉾・月鉾が鉾建てをスタート。
菊水鉾は今日からの予定のはずですが、昼過ぎにはまだ動きが見えずです。
新町通の5基のうち、3基(放下鉾・船鉾・岩戸山)は、明日からの山鉾建てです。
残りの2基(北観音山・南観音山)は、7月12日朝6時から予定です。
これは、月鉾の鉾建ての様子です。ちょうど、午後1時頃の進捗状況です。
●長刀鉾 鉾建て
縄目の、雄蝶・雌蝶はまだまだの様です。じっくり行きましょう。
外人さんも熱心に説明を聞いたはります。説明する方も結構大変ですよね。
よーく知ってないと、わかりやすく噛み砕いて説明できないですから。
長刀鉾は、やっぱり人気がありますね。
ギャラリーの数が全然違うもん。
●凾谷鉾 鉾建て
アルバムを見ながら、縄目の確認中。
伝統を守り続けるちゅうんは、はたから見てるだけではわからん、しんどさがあんにゃ。
凾谷鉾の胴組みの横から、向こうに長刀鉾の鉾建てが見える。(四条通を東に臨む)
●月鉾 鉾建て
去年、骨組・部材の大半を新調したばかりで、真新しい姿の月鉾です。
縄はまだまだ足らんでーぇ。急げ急げ!
鉾の材料の中で、一番の大物・石持(いしもち)。
この2本の”石持”は、車軸を支える大切な骨組みですが、
鉾の重量配分は、背高のっぽの頭でっかち。
背が高い上に、人間が高い位置に100人近く乗り込んで倒れずに動くのは、
この重い”石持”が下で重心バランスを取ってくれているがゆえです。
これを、まさに「縁の下の力持ち」というのですね。
新品、ピカピカの真木。
この真木も縄で巻かれて、綺麗な縄目を見せてくれます。
明日、これが本当の鉾建てが行われます。
寝かせて造った鉾をテコの応用で、起こしてくるんです。
そのときに使うウィンチです。
鉾建てで、これは一番の見所でしょう。
●鶏鉾 鉾建て
この縄目が、綺麗に巻き上がっていくと12~15トンもの重さを支えるだけの、
強靭かつ柔軟なしなりとバネが生まれるのです。
胴組みの側面の縄目・雌蝶(めちょう)が大分出来てきてます。
こちらは、胴組み正面の雄蝶(おちょう)の縄目の具合です。
巻き上がったときには、雄蝶というだけあって、
側面の雌蝶よりも、大きく縄目もすばらしいです。
収蔵庫の中には、鉾の材料がいっぱい。
今日からは、四条通・室町通の各鉾町、長刀鉾・凾谷鉾・鶏鉾・月鉾が鉾建てをスタート。
菊水鉾は今日からの予定のはずですが、昼過ぎにはまだ動きが見えずです。
新町通の5基のうち、3基(放下鉾・船鉾・岩戸山)は、明日からの山鉾建てです。
残りの2基(北観音山・南観音山)は、7月12日朝6時から予定です。
これは、月鉾の鉾建ての様子です。ちょうど、午後1時頃の進捗状況です。
●長刀鉾 鉾建て
縄目の、雄蝶・雌蝶はまだまだの様です。じっくり行きましょう。
外人さんも熱心に説明を聞いたはります。説明する方も結構大変ですよね。
よーく知ってないと、わかりやすく噛み砕いて説明できないですから。
長刀鉾は、やっぱり人気がありますね。
ギャラリーの数が全然違うもん。
●凾谷鉾 鉾建て
アルバムを見ながら、縄目の確認中。
伝統を守り続けるちゅうんは、はたから見てるだけではわからん、しんどさがあんにゃ。
凾谷鉾の胴組みの横から、向こうに長刀鉾の鉾建てが見える。(四条通を東に臨む)
●月鉾 鉾建て
去年、骨組・部材の大半を新調したばかりで、真新しい姿の月鉾です。
縄はまだまだ足らんでーぇ。急げ急げ!
鉾の材料の中で、一番の大物・石持(いしもち)。
この2本の”石持”は、車軸を支える大切な骨組みですが、
鉾の重量配分は、背高のっぽの頭でっかち。
背が高い上に、人間が高い位置に100人近く乗り込んで倒れずに動くのは、
この重い”石持”が下で重心バランスを取ってくれているがゆえです。
これを、まさに「縁の下の力持ち」というのですね。
新品、ピカピカの真木。
この真木も縄で巻かれて、綺麗な縄目を見せてくれます。
明日、これが本当の鉾建てが行われます。
寝かせて造った鉾をテコの応用で、起こしてくるんです。
そのときに使うウィンチです。
鉾建てで、これは一番の見所でしょう。
●鶏鉾 鉾建て
この縄目が、綺麗に巻き上がっていくと12~15トンもの重さを支えるだけの、
強靭かつ柔軟なしなりとバネが生まれるのです。
胴組みの側面の縄目・雌蝶(めちょう)が大分出来てきてます。
こちらは、胴組み正面の雄蝶(おちょう)の縄目の具合です。
巻き上がったときには、雄蝶というだけあって、
側面の雌蝶よりも、大きく縄目もすばらしいです。
収蔵庫の中には、鉾の材料がいっぱい。