祇園祭2006 長刀鉾・注連縄きり 7月17日
さあ、お稚児さんの一世一代の大舞台です。
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一発勝負の注連縄切り。
見事、切って下さい。
15日の早朝に建てられた斎竹に、今日の9時過ぎ注連縄が張られました。
長刀鉾が、ゆっくりゆっくりと近づきます。
お囃子も、四条御旅所で八坂神社遥拝を済ませた後の”戻り囃子”と違って、
非常にゆっくりとしたお囃子です。
禿の浅見君から受け取った太刀の柄をしっかりと握り、
今まさに、抜き放とうとしています。
静かに、精神を集中して。
刀の切っ先を仰ぎ見ました。
刀を、左右左と3回大きく振ります。
そして、真っ向から刀を振り下ろします。
”トンッ”という、甲高い音とともに、見事注連縄切りを成しました。
お見事!周りの観客からは、一斉に拍手と歓声が沸きあがりました。
刀を元の鞘に戻します。
注連縄切りの間、禿の浅見君が鞘を持っていました。
きっちりと刀を鞘に収めます。
両の手で、刀を捧げて拝みます。
そして、もう一人の禿・増田君に刀を渡します。
見事大役を果たしました。
今から結界を越えて、四条御旅所・神社遥拝へ向かいます。
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