祇園祭は、祇園さんのお祭り。~八坂神社を探検しよう・壱~

ずんずん

2006年06月30日 21:13

八坂神社のことを、京都の人は”祇園さん”と呼んで親しんでいます。
祇園さんに限らず、東寺は”弘法さん”、北野天満宮は”天神さん”。
敬いつつ、親しみをもって身近におく、”さん”の敬称。
標準語の”さん”とは違うニュアンスです。

その祇園さんのお祭りが、祇園祭というわけで。。。八坂神社の境内をじっくりと探索してみました。
これが、結構広ろォ~いんです。
























祇園石段下”っていう地名があるように、この門は、祇園さんの顔になってますね。   地図はこちら









































西楼門」 この門って、結構古くて、再建されたのが明応6年(1497)。
       なんと重要文化財になっています。
       
       先代の門は、あの”応仁の乱”で焼失しましたが、明応の再建は桧皮葺きでした。
       永禄12年頃(1558)には現在の本瓦葺になり、
       大正元年(1912)、市電の四条・東山通開通に伴う道路拡幅に合わせて、
       楼門左右の翼廊を建立して現況に至っています。


境内の中から見ると、こんな感じです。 小さく見えます? これは、レンズの所為。
































四条通が西に見渡せて、ちょっと偉くなった気分になります。
























では、ソロリソロリと境内の奥へと侵入していきましょう。

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